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石油コーク中のCO2定量システム(ISO 12981-1準拠)


軽量アルミナは、耐久性もさることながら非常に生産コストの低い金属です。将来的にはアルミナの製造の需要は増えるでしょう。. ISO 12981-1は、熱処理後(※か焼)の石油コークを重量分析するための標準試験法です。石油コークは、アルミ製錬用陽極の製造に使用される材料です。カーボライトは、このアプリケーションに特化した電気炉を開発しました。


 



熱処理方法として、試料をシングルゾーン管状炉(垂直使用)を用いて1000℃に加熱します。1000℃の状態を1時間保持します。温度の精度は±1℃と厳密に制御しなければ行けません。このシステムでは高精度のPID制御に加え、過熱防止機能を兼ね備えています。石英炉心管中の熱電対で、温度を常時モニタリングします。温度が安定したてから、測定を開始した事をアラームで知らせます。CO2ガス制御システムは、ガス供給圧・流量をマスフローコントローラーで調節します。ガス流量は50L/hで流します。


1000℃で、CO2ガスがコークと反応して、COが発生します。これによりコークの重量が減り、石油コークの品質を分析します。


カーボライトは、石油・アルミナ産業で製造される石油製品の品質保証に対するソリューションを提供します。


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